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かむ、ひっかく、物を投げる 〜緊張がほぐれてくる時期に〜

ろりぽっぷ 878号 2013年6月14日

ろりぽっぷ878号
ちょっとうっとうしい梅雨も自然界にとっては恵みの雨。
かたつむりの産卵、キャベツ畑の青虫、金魚やメダカのふ化、カブト虫の蛹化など、生命の営みが着々と進み、生き物好きには目がはなせない季節です。

さて、お子さんたちは、新しい生活のリズムもつかめ、だいぶ緊張もほぐれてきたように思います。友達への関心も芽生えてきていますが、その分小さなケガやトラブルが見られるようになってきました。
集団生活に慣れてない今の時期は、欲しい遊具が目に入るといきなり取ってしまってトラブルになったり、自分の気持ちがうまく言葉で伝えられずつい先に手が出てしまい、ひっかいたり噛んだり、物を投げたりしてしまうという場面がよく見られます。まだ人間関係がしっかり結べていない分、けんかも些細なことから始まることが多く、保育者もお互いがケガをしないように見守りながら「“かして”って言うといいよ。」とか「お友だちがいやだって言ってるよ。」とか間に入って気持ちを伝えるなどの援助をしています。
友達とのトラブルでケガをしてしまった時には、実際にケンカの原因は何だったのか、結果的にケガをさせてしまったけれど、一方だけが悪いとは言えない場合もあると思います。ただ、我が子がケガをして帰れば驚かれるのは当たり前。園では、ケガの理由は担任からできるだけお知らせするよう心掛けています。もし、保育者も気付かない身体の変化があった場合は、ただちに園までお問い合わせ下さい。状況を詳しく調べ、ご報告いたします。

ともあれ、頻繁に手が出ることが続く場合は、親御さんとも相談しながら原因をさぐり、どのように対応したらよいかを考えていきます。時には赤ちゃんの誕生や親の兄弟への対応の不満、親子関係、友だち関係が原因だったりもします。心の中に何かうっ屈するものがあれば、荒れてくるのは当然です。いずれにせよ、子どもの心の内を汲んでやり、認め、かわいがってあげることが、落ち着きを取り戻す一番の方法であると思います。

お子さんが園からバンソウコウやシップをして帰った時は、必ず傷をご確認下さい。バンソウコウを貼ったまま一晩過ごし、化膿したケースもあります。
また、打撲ではないけれど、お子さんの甘えたいという気持ちや心の傷に対応して“気休めシップ”を貼って帰ることもあります。
ひっかき傷は跡が残る場合があります。お子さんの爪がのびていないか確認をお願いします。

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